【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2015.04.11

ミドリスプライス -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は「ミドリスプライス(Midori Splice)」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このミドリスプライスは、夏の季節に合うトロピカルなカクテルです。

一般の方ではあまり聞いたことのないカクテルですが、

アルコール度数は低めでメロンリキュールを使っていますので、女性にもおすすめです。

 

 

 

リキュールベースのミドリスプライス

 

このカクテルは日本で代表的な銘柄である「ミドリ」のリキュールをベースにしています。

 

メロンリキュールとココナッツリキュールの甘味にパイナップルの酸味を

組み合わせることでバランスの取れたフルーティーな味わいになると共に、

生クリームを合わせていますのでクリーミーさを感じさせるカクテルです。

 

 

 

 ミドリスプライスのカクテル名の由来とは?

 

カクテル名にあるスプライス(Splice)とは、

「つなぎ合わせる」「重ね合わせる」という意味があります。

 

また、ミドリスプライスの別名は、

エイリアン・セクリーション(Alien Secretion)とも呼びます。

これは、お酒のボトルやティンを投げたりしてカクテルを作る

フレアバーテンディングの世界で呼ばれるカクテル名です。

 

 

 

 ミドリスプライスの作り方について

 

 

【用意するもの】

  • マリブ(ココナッツリキュール)
  • ミドリ (メロンリキュール)
  • パイナップルジュース
  • 生クリーム
  • コリンズグラス (もしくはゴブレットグラス)
  • メジャーカップ
  • バースプーン(無ければマドラーで代用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. コリンズグラスに氷を入れます。
  2. 次にミドリ30ml、マリブ30ml、パイナップルジュース90mlを入れます。
  3. バースプーン(もしくはマドラー)で軽く混ぜます。
  4. 生クリームをゆっくりフロート(浮かせる)させるように注ぎ、出来上がり。

 

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ビルドで作る以外に、シェイカーやミキサー(ブレンダー)で仕上げるとマイルドさを感じます。

 

2. デコレーションとしてカットしたパイナップル等のフルーツを飾るとおしゃれなカクテルに仕上がります。

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(飲みやすくするならリキュールの量を減らし分量を調整します)

 

 

 

【ミドリスプライスからのバリエーション】

 

・生クリームを牛乳に変えて作ると「ミドリコラーダ」という名のカクテルに!

 

・生クリームをライムジュースに変え、ラム(ホワイト)を加えて作ると

 「グリーンアイズ」という名のカクテルに!

 

・生クリームを無くし、ミドリリキュールをアマレットリキュールを変えて作ると、

 「イタリアンサーファー」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

 

最後に

 

ミドリスプライスに登場するミドリとマリブのリキュールはBARでもよく使われます。

ご自宅でのカクテル作りに何かリキュールを揃えたいとき、この2つはおすすめの銘柄です。

 

なぜなら、ミドリとマリブの組み合わせは非常に相性がいい組み合わせです。

また、パイナップルジュースもこの2つのリキュールとの相性は抜群に良いです。

 

オリジナルでカクテルを作る際、

この組み合わせをベースに幅広くカクテルをつくってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

今回はカクテルのミドリスプライスをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

4MIX COCKTAILをどうぞよろしくお願い致します。

 

2015年4月11日 17:00 カテゴリー: カクテル

2015.04.10

オペレーター -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「オペレーター」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このカクテルは、白ワインをジンジャエールで割ることで簡単に作れます。

 

カクテルの味わいとしてはジンジャエールでさっぱりと仕上げますが、

使用する白ワインのタイプによって味わいが違ってきます。

アルコール度数は比較的弱めなため、お酒が強くない方でもおすすめです。

 

 

 

白ワインベースのオペレーター(Operator)

 

このカクテルは、白ワインベースとなっています。

 

「キティ」というカクテルの白ワインバージョンでもあります。

 

オペレーターの主なレシピは、白ワインとジンジャエールの2種類が中心です。

その材料にお好みでレモンカットを絞ることで、味を引き締めさっぱりと仕上げます。

 

 

 オペレーターのカクテル名の由来とは?

 

オペレーターとは、

機械を操作したり運転をする操縦士、無線技師、船舶の業者のことを指します。

 

みなさんの中でオペレーターといったら、

何かお問い合せするときに電話応対する人を身近に感じるのではないでしょうか。

 

カクテル名の由来には、実際どんな説があるのか不明です。

 

 

 オペレーターの作り方について

 

カクテルの作り方に詳しくない方でもオペレーターはご自宅で簡単に作ることができます。

 

作る際に気をつけておきたいことは、用意したグラスの大きさに対して1:1の割合で割ることですが、ワインのタイプによって味わいが異なりますので、その点の割合は自分の好みで調整してください。

 

また、余った白ワインで作るときはなるべく酸化が進んでないものが望ましいです。

 

 

【用意するもの】

  • 白ワイン
  • 甘口のジンジャエール (辛口)
  • レモンジュース (1/8カット or スライス)
  • 氷 (材料が冷えてれば無くてもOK)
  • コリンズグラス (もしくはワイングラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. グラスに氷を入れます。
  2. 白ワインを先に、グラスに対して半分の約1/2注ぎます。
  3. 次にジンジャエールをゆっくりグラスに白ワインと同量注ぎます。
  4. ジンジャエールの炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
  5. お好みでレモンスライスを入れて出来上がり。

 

※レモンカットを絞って入れる場合は材料を混ぜる前に入れてください。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 白ワインは辛口タイプでもいいですが、フルーティーなタイプを使うのもポイントです。

 

2. ジンジャエールは基本的に、甘口タイプを使用します。

(ウィルキンソンの辛口タイプを使う場合は個性が出過ぎる為、分量に気をつけます。)

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(飲みやすくするならジンジャエールの量を増やし分量を調整します)

 

 

 

【オペレーターからのバリエーション】

・白ワインを赤ワインに変えて作ると「キティ」というカクテルに!

・ジンジャエールを炭酸水(ソーダ)に変えて作ると「スプリッツァー」のカクテルに!

 

 

 

 

最後に

 

白ワインを使ったカクテルの代表格でもあるオペレーターですが、

ノンアルコールカクテルとして楽しみたい場合は、

ワイサー トラウベンモストの白ぶどうジュース」といったノンアルコール飲料を使用すれば、お酒が一切飲めない方でも安心して楽しむことができますので、是非お試しを。

 

 

今回はカクテルのオペレーターをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年4月10日 15:15 カテゴリー: カクテル

2015.04.07

ウィスキーのピート(泥炭)って何?

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、スコッチウィスキーを勉強するときに必ず出てくる「ピート」についてです。

スコッチウィスキーの特徴を語るのに、この「ピート」は大事な要素のひとつです。

 

 

ピート香とは?

スコッチウィスキーの特徴は、麦芽(モルト)を乾燥させるときに燃やしたピート(泥炭)を使用し、独特な薫り(スモーキー・フレーバー)をつけます。

このウィスキーをつくる過程で付けた香りを、ピート香と呼びます。

 

ピート香の薫り(スモーキー・フレーバー)を、

強くするか弱くするかでウィスキーに個性を出していきますが、

これは、どれくらいのピート量をどのタイミングで燃やして乾燥させるかで

ピート香の個性を出していきます。

 

 

 

 

ウィスキーのピートの正体は何?

 

ここでウィスキー初心者の方にとって、このピートって何?と疑問に思うはずです。

ピート? 泥炭? ピート香?

 

 

つまりピートとは簡単にご説明しますと、

植物のヘザー(ヒースの花)やコケ類、シダ類などが枯れて分解されず積み重なってできた土のようなものです。

この土らしきものを「泥炭」とも言います。

 

この土のようなものが積み重なっていくには、約1000年で15cmです。

泥というと土をイメージしますが、

どちらかと言うとピートは植物が土化したものと思えばイメージに近いです。

 

 

こちらが堆積したピート(泥炭)です。

Peat

 

 

 

【ピート(泥炭)ができる条件】

 

ピートは「泥状の炭」と訳されるだけあって、良く燃えるそうです。

このピートが積み重なって層になっていくには、

酸性の土地で寒冷な気候や湿地などの条件が揃うことでできます。

 

このピートはスコットランドのアイラ島全体がピート層になっている為、採れます。

日本でもピートは北海道で採れるらしいです。

 

 

 

 

 最後に

スコッチウィスキーのシングルモルトにはピート香が強烈についているウィスキーもあり、

香りを嗅いでみるとわかるのですが、消毒薬のような薬品(ヨード香)を感じさせる香りがあります。

 

しかしシングルモルトを楽しむときは、この独特な香りを楽しむのも忘れないでくださいね。

 

 

それでは、また。

 

 

今後とも、4MIX COCKTAILをどうぞよろしくお願い致します。

2015年4月7日 15:00 カテゴリー: BAR講座

2015.04.05

リトルプリンセス -カクテルレシピのノウハウ-

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は「リトルプリンセス」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このリトルプリンセスは、ラムとスイートベルモットの2種類のみで作るカクテルです。

材料はジュースを一切使わずにお酒だけで作るため、アルコール度数は高めになります。

しかし、リトルプリンセスのカクテルはアルコールが強そうに感じますが

スイートベルモットを使っている分、味わいとしては甘さを感じるカクテルです。

 

 

 

ラムベースのリトルプリンセス (Little Princess)

 

このカクテルは、ラムベースとなっています。

基本的なレシピは、ホワイトラムとスイートベルモットの分量が同じ割合です。

 

使用するラムのタイプは、無色透明のホワイトラムを使います。

 

ご参考までに代表的な銘柄を挙げると、

「バカルディ ホワイトラム」「ロンリコ ホワイトラム」になります。

 

 

 

リトルプリンセス のカクテル名の由来とは?

 

「リトルプリンセス」は、そのまま訳すと「小さな皇女」「小さな王女」という意味です。

 

カクテルのネーミングからは想像できないほどアルコール度数は高めのカクテルですが、

これは使う材料が、お酒のみという理由があります。

 

リトルプリンセスのカクテルには「ポーカー」という別のカクテル名があります。

 

 

 

 カクテル名「リトルプリンセス」の作り方

 

リトルプリンセスは材料が2つだけで簡単に作れそうなカクテルですが、

作り方としてはミキシンググラスを必要とするためステアの技術が求められます。

 

 

【用意するもの】

  • ラム (ホワイト)
  • スイートベルモット
  • カクテルグラス
  • ミキシンググラス (ストレーナーとセット)
  • メジャーカップ
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、ミキシンググラスに入れて作ります。(ステアという作り方)

 

 

  1. ミキシンググラスに大きめの氷を隙間をなくすように入れます。
  2. 材料のラム(ホワイト)30ml、スイートベルモット30mlを入れます。
  3. バースプーンで素早く混ぜます。
  4. ミキシンググラスにストレーナーを被せグラスに注ぎ、出来上がり。

 

 

※作り方にはシェイクして仕上げるレシピもあります。

 

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. カクテルが水っぽい仕上がりにならないように氷は、家庭の冷凍庫でつくる氷ではなく

コンビニでも売られている溶けにくい純氷を使うのがポイントです。

 

2. スイートベルモットは異なる銘柄で数種類試してみると味わいの変化を楽しめます。

代表的な銘柄はチンザノロッソ、ノイリープラット スイート、ガンチア ベルモット ロッソ

 

 

 

【リトルプリンセスからのバリエーション】

・アプリコットブランデー、レモンジュース、グレナデンシロップを加えて作ると

 「ネイキッド・レディー」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

このカクテルはBARでも頼まれる回数はあまり多くありませんが、

リトルプリンセスとポーカーの2つの名前を持っていますから、

そのネーミングのイメージに合う場面で作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのリトルプリンセスをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

今後とも、4MIX COCKTAILをどうぞよろしくお願い致します。

2015年4月5日 17:58 カテゴリー: カクテル

2015.04.04

コスモポリタン -カクテルレシピのノウハウ-

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「コスモポリタン」のカクテルレシピをご紹介します。

 

アメリカではコスモポリタンはよく飲まれるカクテルのひとつです。

日本でも女性を中心に人気の高いカクテルとなりました。

味わいそのものは酸味を特徴にさっぱりとして、お酒の度数は16度前後です。

 

コスモポリタンのカクテルレシピを見ると、各レシピで分量の割合は様々です。

カクテルの色はお店によってピンクや赤といった色合いをしています。

これは、クランベリージュースをどのくらい入れるかで違ってきます。

 

 

 

 

ウォッカベースのコスモポリタン

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

しかし、普通のウォッカを使うレシピと、

レモンやライムといった柑橘系の風味を持つシトラスウォッカを使うレシピがあります。

 

 

このカクテルが女性を中心に人気になった理由はなんといっても、

1998年~2004年に全米で放送された人気ドラマ

「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」です。

 

サラ・ジェシカ・パーカーが演じていた主人公キャリー・ブラッドショーが、

お決まりのようにオーダーしていたのが「コスモポリタン」です。

この影響もあり、コスモポリタンは人気カクテルのひとつになりました。

 

 

 

 

 コスモポリタンのカクテル名の由来とは?

 

コスモポリタンとは、「国際人」「世界主義者」「全世界共通」という意味があります。

 

日本は「コスモポリタン(Cosmopolitan)」として読み方が馴染んでいますが、

アメリカでは「コズモ(Cosmo)」と略されるそうです。

 

 

 コスモポリタンの作り方について

 

日本のBARではレシピにあるホワイトキュラソーは、

「コアントロー」という銘柄を使っているお店が主流です。

また、コスモポリタンの作り方として普通のウォッカを使っていたり、

シトラスウォッカを使うレシピもあり、お店によって異なります。

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ (またはシトラス・ウォッカ)
  • ホワイトキュラソー (コアントロー)
  • クランベリージュース
  • フレッシュライムジュース (市販のライムジュースでもOK)
  • カクテルグラス (もしくはマティーニグラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をシェイカーに入れて作ります。(シェイクという作り方)

 

 

  1. カクテルシェイカーに材料を入れていきます。
  2. ライムジュース・クランベリージュース・ホワイトキュラソーを各10ml入れます。
  3. 次にウォッカを30ml注ぎます。
  4. 全材料を入れたらシェイカーに氷を入れ、振ります。
  5. 冷やした材料をカクテルグラスに注いだら、出来上がり。

 

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※今回は普通のウォッカで作るレシピをご紹介しています。

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカは予め冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。

 

2. ウォッカはプレミアムウォッカを使用することで、グレードアップしたコスモポリタンを楽しめます。

 

3. ライムジュースは、フレッシュ(生絞り)を使用するとより一層おいしくなります。

 

4. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(酸味を効かすならライムジュースの量を増やし分量を調整します)

 

 

 

 

【コスモポリタンからのバリエーション】

・クランベリージュースを無くすと、 「カミカゼ」という名のカクテルに!

 

・クランベリージュースを無くし、ライムジュースをレモンジュースに変えると、

  「バラライカ」という名のカクテルに!

 

 

 

コスモポリタンのマティーニ版として、

「コスモポリタン マティーニ」というカクテルもあります。

これは、コスモポリタンがウォッカベースなのに対して、

コスモポリタン マティーニはジンベースになります。

また、オレンジ・キュラソーのグラン・マルニエを使っているレシピとなります。

 

 

 

 

最後に

 

このコスモポリタンは、

ドラマのイメージもあってか、女性におすすめするのにぴったりなカクテルです。

味わいもクセのないウォッカを使っているので、

クランベリージュースとライム果汁の酸味がさっぱりと楽しめるのではないでしょうか。

 

 

今回はカクテルのコスモポリタンをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

2015年4月4日 15:15 カテゴリー: カクテル

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