レッドアイ -カクテルレシピのノウハウ-  BLOG

2015.11.06

レッドアイ -カクテルレシピのノウハウ-

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皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「レッドアイ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

ビールカクテルとしてレッドアイは有名です。

レシピは、トマトジュースとビールを半々の割合で割るだけのカクテルとなり、

その手軽さからご自宅でも簡単に作れます。

 

欧米では単にレッドビアやトマトビアの呼名で親しまれているレッドアイですが、

味わいはビールの苦みをトマトジュースで和らげるので、飲みやすいカクテルとなります。

 

レッドアイのアルコール度数は2度前後と非常に低く、お酒の弱い方にもおすすめです♪

 

 

 

 

ビールベースのレッドアイ (Red eye)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

カクテルのベースとして使用するビールは基本的に下面発酵タイプのビールを使います。

10℃以下の低い温度で発酵を行う「ラガータイプ」と呼ばれるビールです。

 

トマトジュースとビールというシンプルなレシピですが、

BARによってはレッドアイに塩やタバスコなどを加えて仕上げることもあります。

 

 

 

レッドアイは「二日酔いで赤くなった目の様子」を意味して、

つい飲み過ぎてしまった二日酔いの朝に飲む、迎え酒として知られています。

 

二日酔いなのであえてアルコールの入っているカクテルを飲む必要はないと思いますが、

ここではトマトジュースがポイントとなっているようです。

 

二日酔いに効果がある成分としてトマトに含まれる「リコピン」が

アルコール摂取で増えるアセトアルデヒドという有害な成分の働きを抑えるそうです。

 

 

 

 

レッドアイのカクテル名の由来とは?

 

レッドアイの意味はそのまま訳すと「赤い目」ですが、

このレッドアイの名前の由来には2つの説があります。

「二日酔いで目を赤くした人が好んで飲んでいた」という説と、

「生卵を割り入れた際にグラスの底から見える卵黄が、赤い目のように見える」という説です。

 

 

1970年代の後半あたりからレッドアイのようなカクテルは飲み始められ、

日本ではレッドアイといえばビールとトマトジュースが基本レシピですが、

欧米では元々そこに生卵を割り、グラスの中に落として飲まれていました。

 

生卵を入れたレッドアイのカクテルレシピは、

トムクルーズが主演を務めた映画「カクテル」の中で、

「バーテンダーの朝食だ」というセリフのシーンと共に登場します。

 

しかし、実際には生卵を入れると味わい的に支持を受けなかった為、

現在のレッドアイは生卵を入れないレシピが一般的になっています。

 

 

 

 

 

レッドアイの作り方について

 

レッドアイの作り方は特別な道具を必要としないため簡単に作れます。

 

コーヒーの世界では、

ドリップコーヒーにエスプレッソをワンショット入れた飲み方をレッドアイと呼びますが

カクテルであるレッドアイのレシピはビールとトマトジュースを1:1の割合で注ぎます。

 

 

また作り方のポイントを挙げるとすれば、注ぎ方の順番です。

お店によっては比重の重いトマトジュースを最後に注いだり、

または炭酸が抜けないよう炭酸系のビールを最後に注いで作ります。

その点はBARによって考え方が異なります。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ビール
  • トマトジュース
  • ピルスナーグラス(もしくは大きめのタンブラー)
  • バースプーン (スプーンで代用OK)
  • レモン、塩、タバスコ、セロリ(お好みで)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

レッドアイに氷は入れません。

 

 

  1. ビールをピルスナーグラスに半分注ぎます。
  2. グラスを傾け気味にしてトマトジュースをゆっくりと半分注ぎます。
  3. バースプーンで1回転ステアしたら、出来上がり。

 

 

※トマトジュースは、無塩タイプと有塩タイプがあります。

(味わいの好みでどちらを使用しても大丈夫です。)

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. トマトジュースとビールは予め冷やしておきます。

 

2. 氷を一切使わないカクテルの為、グラスも冷やしておきます。

※グラスにホコリ等の汚れがあるとビールの気泡は粗くなる原因となるため注意。

 

3. クラマトジュース(はまぐりのエキス入りトマトジュース)や様々なスパイス類を入れて作ると、個性的なレッドアイがお楽しみ頂けます♪

 

4.  味わいの好みによって、ビールとトマトジュースの分量を調整しましょう。

 

 

 

 

【レッドアイからのバリエーション】

 

・ビールをウォッカに変えて作ると 「ブラッディーメアリー」のカクテルに!

 

・既存レシピにウォッカを加えると 「レッドバード」という名のカクテルに!

※つまりレッドアイのウォッカ割りです。

 

 

 

 

 

最後に

 

二日酔いを緩和させるための迎え酒としてレッドアイは、

「アイ・オープナー」や「コープス・リバイバー」といったカクテルと同様に

リバイバーカクテル(回復させるカクテル)とも呼ばれます。

 

 

そんなレッドアイはお酒自体、カクテルの中でも低アルコールとなりますので

お酒があまり強くない方にも楽しむことができるカクテルです。

またノンアルコールビールで割れば「バージン・レッドアイ」になります。

 

レッドアイのカクテルは使うビールの銘柄によって飲みやすさの味わいに差が出ます。

またトマトジュースも各メーカーによってそれぞれ味わいに個性があるので、

ビールやトマトジュースを自分好みに選んでご自宅で作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回はカクテルのレッドアイをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

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BIRDY.新カクテルシェーカー

2015年11月6日 14:14 カテゴリー: カクテル

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