ダーティーマザー -カクテルレシピのノウハウ-  BLOG

2016.11.06

ダーティーマザー -カクテルレシピのノウハウ-

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皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ダーティーマザー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ダーティーマザーはブランデーとコーヒーリキュールの2種類で作るカクテルです。

 

作り方としてはグラスで直接作るため、どなたでも簡単に作れるレシピです。

ただ材料は、お酒とお酒の組み合わせとなりますので

ダーティーマザーはアルコール度数が約33度ほどあります。

これはカクテルの中でも度数が高く、アルコール強めの部類に入るカクテルです。

 

 

 

 

ブランデーベースのダーティーマザー

 

このカクテルは、ブランデーベースとなっています。

 

ダーティーマザーとは、樽熟成された香り豊かなブランデーに

甘味のあるコーヒーリキュールを合わせ、ロックスタイルで作るカクテルです。

 

両方ともお酒どうしの材料を合わせるため、

ジュースや炭酸系飲料などお酒以外の割材を使わない分、
アルコール度数の強いカクテルとなります。

 

ダーティーマザーはブラックルシアンのブランデー版と紹介されますが、

味わいとしては、アルコール版のアイスコーヒー?と表現したらよいのでしょうか。

使用するコーヒーリキュールの風味や特徴にもよりますが

カルーアを使った場合、口当たりは以外にも飲みやすく甘口に仕上がります。

 

ただ、お酒の強い方向けのカクテルとなります。

 

 

 ダーティーマザーのカクテル名の由来とは?

 

ダーティーマザー (Dirty Mother)

このカクテル名の意味をそのまま直訳すると・・・

 

ダーティー(Dirty)は「汚れた」や「汚らわしい」という意味、

そして、マザー(Mother)は「母」や「母親」となります。

つまり、 ダーティーマザーは「汚れた母」という意味になります。

 

その意味を知ると、

なぜこのカクテル名が付いたのか?物凄く気になるところですが、

ダーティーマザーのカクテル名の由来は明確にある訳ではありません。

 

ただ説として伝えられているのは、

ブランデーがコーヒーリキュールと混ざることで濁ったカクテルの色が

「ダーティー」つまり、汚れたような見た目であることから

その焦げ茶色したカクテルの色合いが「汚れた母の様子」をイメージさせ、

ネーミングとして付けられた説があります。

 

他には、このカクテルの飲みやすさから連想されて

「キッチンドリンカーになりやすいカクテル」としての説もあります。

キッチンドリンカーとは、主婦がキッチンで調理している合間、

飲酒をしているうちにお酒の量が増えていき、

結果的にアルコール依存症になってしまった主婦を指す言葉です。

 

また「ゴットマザー」や「ゴットファーザー」といったカクテルの

アレンジとして派生した形でカクテル名になった説があります。

 

このようにダーティーマザーの由来に関する諸説はありますが、
いずれにしても有力な説がどれなのかも不明です。

 

 

 ダーティーマザーの作り方について

 

材料さえ揃っていれば、特別なカクテルの道具を用意しなくても作れるため

ダーティーマザーの作り方は特に難しくはありません。

 

また、ダーティーマザーのレシピに使われるコーヒリキュールの銘柄は

一般的にカルーアを使用されることが多いです。

ただ他のコーヒーリキュールを使っても問題はありません。

 

 

【用意するもの】

  • ブランデー
  • コーヒーリキュール (代表銘柄カルーア)
  • ロックグラス (※オールドファッションドグラス)
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. ロックグラスに氷を入れます。
  2. ブランデーを40ml注ぎます。
  3. 次にコーヒーリキュールを20ml注ぎます。
  4. バースプーンで軽く混ぜます。(ステアする)
  5. 出来上がり。

 

 

※ロックスタイルのカクテルのため、氷のサイズは少し大きめを選ぶ。

 

 

 

 

◆ 使用するブランデーの選び方について ◆

 

ダーティーマザーのベースとなるブランデーについてですが、

カクテルをいざ作ろうと思ったとき、いろいろな種類がある中から

「どのブランデーを買って、どの銘柄を選べばいいのか・・・」と

初心者の方は疑問に思うかもしれません。

 

ただ、ブランデーについてはそこまで高価なものを用意する必要はなく
それこそ安いブランデーでも充分、お楽しみ頂けます。

 

参考までにブランデーの銘柄を挙げておきますね♪

主にフランスのコニャック地方で造られるブランデーがBARでは使用されます。

 

マーテルV.S.O.P

ヘネシーV.S.O.P

クルボアジェV.S.O.P

レミーマルタンV.S.O.P  等

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. コーヒーリキュールには多種多様にそれぞれ特徴があります。

カルーア以外のコーヒーリキュールを使いお好みの味を発見してみては♪

 

2. アルコール弱めにしたい場合、コーヒーリキュールをアイスコーヒーにしてもOK

 

 

 

【ダーティーマザーからのバリエーション】

・ブランデーをウォッカに変えると「ブラックルシアン」に!

・ブランデーをテキーラに変えると 「ブレイブ・ブル」に!

・コーヒーリキュールをホワイトペパーミントに変えると「スティンガー」

・コーヒーリキュールをアマレットに変えると「フレンチコネクション」

・コーヒーリキュールをベネディクティンに変えると「ビー・アンド・ビー」

 

 

 

 

 

最後に

 

ダーティーマザーはどちらかといえば、あまりメジャーなカクテルではありません。

 

BARのメューとして載せる事はあっても、このカクテルをオーダーする方は

どちらかといえば少数派に限られてしまうかもしれませんが

コーヒー系のカクテルを好む方でしたら1度味わってみてはいかがでしょうか。

 

ブランデーをベースにしていますが

コーヒーリキュールとの相性は良いので抵抗なく楽しめるカクテルです。

 

 

 

今回はカクテルのダーティーマザーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by: Graeme Maclean

 

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2016年11月6日 22:00 カテゴリー: カクテル

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