ミモザ -カクテルレシピのノウハウ-  BLOG

2017.01.11

ミモザ -カクテルレシピのノウハウ-

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皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ミモザ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

シャンパンを使ったカクテルで代表的なのはミモザです。

そのミモザのレシピに使う材料はオレンジジュースとシャンパンのみです。

 

味わいはオレンジジュースの酸味とシャンパンの泡が清涼感を演出し、

レストランの場面でも食前酒としてお薦めしやすいカクテルです。

 

グラスに同じ分量ずつを注いで作るため、作り方も非常に簡単です。

ミモザのアルコール度数は約6~7度と比較的弱めのカクテルです。

 

 

 

シャンパンベースのミモザ (MIMOSA)

 

このカクテルはシャンパン(スパークリングワイン)をベースにしたカクテルです。

カテゴリーでいうとワインベースの中に分類されて紹介されます。

 

BARの中でもミモザはシャンパンカクテルとして、

ベリーニやキールロワイヤルと並んで人気のあるカクテルです。

 

ミモザは小さな房が特徴的な花の名前です。

カクテルの名前には他にも花をイメージさせるものがたくさんあります。

 

オレンジブロッサムやホワイトローズ、シクラメンなどがあり、

これらは主に花をイメージしたショートドリンクのカクテルとなります。

ミモザはその中でもロングドリンクのカクテルになります。

 

 

 

 

■ ミモザのカクテルが生まれたのは? ■

 

ミモザはフランスのパリが発祥地です。

1925年に「ホテル・リッツ・パリ」にあるバーで創作されたカクテルです。

 

ただ「ミモザ」と呼ばれる前に19世紀頃のフランスでは

オレンジジュースをシャンパンで割ったお酒は既に飲まれていました。

 

その当初の名称は「ミモザ」という名前ではなく
「シャンパン・ア・ロランジュ(Champagne à l’orange)」という別名です。

つまり、「オレンジ入りのシャンパン」という意味になります。

 

シャンパン・ア・ロランジュは特に上流階級の地位ある層たちの間で、

贅沢なドリンクとして貴族たちに愛されていたと伝えられています。

 

この飲み方が生まれた説として

「炭酸が強すぎる」とシャンパンを試飲した女性が

メーカーに指摘したのをきっかけに

その場でオレンジを絞ったフレッシュの果汁をシャンパンに足したことが

誕生のきっかけとなった説もあるようです。

 

 

 ミモザのカクテル名の由来とは?

 

ミモザはオレンジジュースにシャンパンを使用することから

「世界で最高に贅沢なオレンジジュース」や

「世界で最高級のオレンジジュース」等といった表現をされます。

 

カクテル名である「ミモザ」は花の名前ですが、

春から初夏の季節にかけて黄色い小さな花を咲かせます。

 

カクテルの名前として付けられたのは、

シャンパンとオレンジジュースを混ぜ合わせたカクテルの色が

ミモザの花の色に似ているところからカクテル名の由来になりました。

 

 

 

 

ミモザは別名として「シャンパン・ア・ロランジュ」の他に

「バックスフィズ」とも呼ばれます。

 

ちなみに日本ではシャンパンではなくスパークリングワインを使うこともあるため

その場合はシャンパン・ア・ロランジュと呼ぶことはできません。

 

また実際の呼び方として広く認知されているのは、

ミモザという名称で呼ばれているのが一般的です。

 

 

 ミモザの作り方について

ミモザは2つの材料を混ぜるだけで簡単に作れます。

シャンパンはスパークリングワインで代用しても大丈夫です。

どちらも辛口(ブリュット)タイプのものを使います。

 

ミモザの分量の割合は、シャンパンとオレンジジュースを同量で割ります。

 

 

【用意するもの】

  • シャンパン(スパークリングワインでも可)
  • オレンジジュース
  • オレンジスライス(無くても可)
  • フルート型シャンパングラス
  • バースプーン (無くても可)

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. オレンジジュースをグラスに半分の1/2入れます。
  2. 次にシャンパンを1/2注いで満たします。
  3. バースプーンを1~2回転させて軽く混ぜます。
  4. お好みでオレンジスライスを飾って出来上がり♪

 

※シャンパンではなくスパークリングワインでもOK

※シャンパンを注ぐ際は、泡立ちに気をつけてゆっくり入れます。

※混ぜた後にオレンジピールを絞って香りづけする場合もあります。

 

 

 

■ ミモザの別名「バックスフィズ」 とは?■

 

ミモザの別名はシャンパン・ア・ロランジュと呼びますが

イギリスでは「バックスフィズ」と呼びます。

 

バックスフィズはイギリスのロンドンにある

クラブの店名から付けられたカクテルです。

 

店名である「バックス・クラブ」が

シャンパン・ア・ロランジュをアレンジして

メニューで売り出したのが由来です。

 

 

【レシピ】

  • オレンジジュース 60ml
  • シャンパン(スパークリングワイン) 適量
  • オレンジスライス(お好みで飾る)

 

バックスフィズの場合、ミモザと比べて違う点は2点です。

・タンブラーグラスを使用する。
・氷を入れます。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. シャンパンやオレンジジュースは予め冷やしておきましょう。

2. オレンジを絞り、フレッシュジュースで作ると更に楽しめます。

3. アルコールの強弱はシャンパンの量を調整し、お好みで♪

 

 

 

【ミモザからのバリエーション】

・オレンジジュースをグレープフルーツジュースに変えると「ホワイトミモザ」に!

・オレンジジュースをブルーキュラソーに変えると「シャンパンブルース」に!

・オレンジジュースをカシスリキュールに変えると「キールロワイヤル」に!

・オレンジジュースをピーチネクターに変えると「ベリーニ」に!

・シャンパンをウォッカにに変えると「スクリュードライバー」に!

 

 

 

最後に

シャンパンを使わなくてもスパークリングワインで充分に楽しめるミモザですが、

シャンパンは苺や桃などのフルーツと非常に相性がいいお酒です。

フルーツ系のジュースやリキュールも使って楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

またミモザのノンアルコール版として楽しみたい場合は、

オレンジジュースにデュック・ド・モンターニュなどを使用することで

お酒に弱い方や控えている方にも、お楽しみ頂けますよ♪

 

 

今回はカクテルのミモザをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

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2017年1月11日 11:11 カテゴリー: カクテル

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