ローザロッサ -カクテルレシピのノウハウ-  BLOG

2017.02.17

ローザロッサ -カクテルレシピのノウハウ-

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皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「ローザロッサ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

カクテルには数えきれない程の種類が存在します。

BARや飲食店でメニューに載るほど知られているカクテルがある中で

今回のローザロッサは、あまりメジャーなカクテルではありません。

 

ローザロッサのカクテルは赤ワイン、ジンジャーエール、アマレットを使ったレシピです。

味わいは、どのようなタイプの赤ワインやジンジャエールを使用するかによって

ローザロッサの味わいに若干違いが出てくるかもしれません。

 

ローザロッサのアルコール度数は10~12度前後とカクテルの中ではやや弱めな方です。

ただ度数についてはアマレットや赤ワインの分量によって多少違ってきます。

 

 

赤ワインベースのローザ・ロッサ (Rosa Rossa)

 

このカクテルは、赤ワインベースとなっています。

 

ローザロッサのレシピを見て気付いた方がいるかもしれませんが、

赤ワインとジンジャーエールを使ったカクテルといえば「キティ」です。

そのキティというカクテルにアマレットリキュールを加えたものがローザロッサです。

 

ローザロッサのカクテルに使われている「ディサローノ・アマレット」は、

イタリアで誕生して今もなお絶大な人気を誇るリキュールです。

そのアマレットリキュールは、杏(アンズ)の核が主に原料となっていて

アーモンドやバニラのような風味を持っているのが特徴です。

 

 

 

 ローザロッサのカクテル名の由来とは?

 

カクテル名の由来ではないのですが、

このカクテルはよくイタリア語で「赤い坂」という意味である・・・と紹介されています。

 

しかし・・・

 

ローザロッサはイタリア語で「Rosa Rossa」と綴ります。

Rosa(ローザ)は「薔薇」という意味で、

Rossa(ロッサ)は「赤」という意味を持ちます。

つまりローザロッサはイタリア語で「赤い薔薇(バラ)」という意味になります。

 

従って「赤い坂」という意味ではなく、

正しくは「赤い薔薇」というのがローザロッサの意味ではないでしょうか。

 

 

 

 

 ローザロッサの作り方について

 

ローザロッサの作り方自体はグラスで直接つくるため簡単です。

レシピに必要な材料は赤ワイン、アマレット、ジンジャーエールの3種類のみです。

 

赤ワインは特にどの国のものを使うとは決まってはいません。

アマレットリキュールのようにイタリアで誕生しているという理由で

赤ワインもイタリア産のもので合わせても良いと思います。

 

 

【用意するもの】

  • 赤ワイン
  • ディサローノ・アマレット (リキュール)
  • ジンジャエール (代表銘柄はウィルキンソン)
  • ワイングラス (タンブラーグラスなど)
  • メジャーカップ (計量カップで代用可)
  • バースプーン (マドラーなどで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. グラスに氷を入れます。
  2. アマレットを30ml注ぎます。
  3. 赤ワインを60ml注ぎます。
  4. ゆっくりグラスにジンジャーエールと30ml注ぎます。
  5. ジンジャエールの炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
  6. 出来上がり。

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※お好みでレモンを入れたり、飾ってもOK。

 

 

■ レシピの分量について ■

 

他のレシピによってはジンジャーエールの分量が30mlや60mlなど、それぞれ違う分量のレシピで紹介されたりします。

例えば、ジンジャーエールの分量を30mlで作るとアルコールを感じやすくなるため

どちらのバランスでつくった方がお好みの味わいになるのか1度試してみて下さい。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ジンジャーエールや赤ワインは予め冷やしておくと良いでしょう。

2. 赤ワインやジンジャエールのタイプを変えて作るのも違う味わいで楽しめます。

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(飲みやすくするならジンジャエールの量を増やし分量を調整します)

 

 

 

【ローザロッサからのバリエーション】

・アマレットを除くだけで「キティ」というカクテルに!

・アマレットを除いてジンジャエールをコーラに変えると「カリモーチョ」に!

・アマレットを除いて赤ワインを白ワインに変えると「オペレーター」に!

・アマレットを除いてジンジャーエールをカシスに変えると「カーディナル」に!

・赤ワインを除くだけで「アマレットジンジャー」というカクテルに!

 

 

 

最後に

 

今回のローザロッサで使う3つの材料は相性の良いものどうしです。

カクテルをオリジナルで作ってみたいという方は、

赤ワインとジンジャーエール、アマレットとジンジャーエールといったような

この組み合わせをベースに他の材料を加えてアレンジすることで

オリジナルのカクテルが作れるようになれます。

 

当然、組み合わせるお酒や副材料によっては複雑な味わいになってしまうこともありますが

いろんな材料と組み合わせてみることで、新しい発見もあります。

この組み合わせだけではなく、他のカクテルでも相性のよい組み合わせの材料は

必ず存在しますので、発見してみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのローザロッサをご紹介いたしました。

それでは、また。

photo by: Jo Jakeman: Nacho

 

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2017年2月17日 16:00 カテゴリー: カクテル

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