【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2015.11.13

ブラックアンドタン -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ブラックアンドタン(ブラック&タン)」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

黒ビールを使ったカクテルとなるのが「ブラックアンドタン」です。

ブラックアンドタンのレシピは、黒ビール(濃色)とビール(淡色)の2種類のみを使います。

なので、タイプの違うビール同士を合わせて作るカクテルとなります。

 

味わいは基本的に、味の濃さが特徴的な黒ビールの風味が全面的に出る味わいとなります。

ブラックアンドタンのアルコール度数は約5~6度前後のカクテルです。

 

 

 

 

ビールベースのブラックアンドタン (Black&Tan)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

ですが・・・

ビールベースとは言っても、材料はビールだけです。

 

 

最近では特徴のあるクラフトビールが人気になっていますが、

黒ビールは味が濃いせいか、他のビールに比べると日本ではさほど人気がありません。

好みが分かれるのが黒ビールです。

 

 

使用する黒ビールの銘柄は特に決まりが無く、

黒ビールの代表格とも言える「ギネス」や日本の黒ビールでも構いません。

 

例えば、

海外ビール同士で「ギネス」と「バスペールエール」

海外と日本のビール同士で「ギネス」と「プレミアムモルツ」

同じ日本ビール同士で「東京ブラック」と「ヱビス」

 

といったような組み合わせパターンなどができます。

 

 

カクテルのブラックアンドタンは、別名として「ハーフ・アンド・ハーフ」とも呼びます。

イギリスでハーフ&ハーフは、濃色ビールと淡色ビールを半々に注いで作ること。

つまり、2種類の飲み物をグラスに半々で注いで作る飲み方のひとつです。

 

 

 

 

 

ブラックアンドタンの意味とは?

 

ブラックアンドタンとは犬の毛色で、眉や頬や足の部分が茶色く黒い犬のことです。

 

ブラックアンドタンのブラックは「黒」、

タンとは「褐色」の意味でベージュや濃い茶色が混ざっているカラーのことです。

つまり、黒毛のダックスフンドやドーベルマンのような毛色の犬種を

ブラック&タン、もしくはブラックタンと言います。

 

 

BLACK&TAN

 

 

 

 

では何故、

「ブラックアンドタン」というカクテル名が付いたかと申しますと

 

「ビール」と「黒ビール」の比重の重さを利用して上手く注ぐと

グラスの中で黒色と茶色の2つの層に分かれます。

その色合いが前述した犬種の色のように表現されているからです。

 

 

BLACK&TAN カクテル

 

 

 

ブラックアンドタンの作り方について

 

ブラックアンドタンの作り方はビールと黒ビールを1:1の割合で注ぎます。

基本的にアルコールのみのレシピで、ビールと黒ビールを合わせたカクテルです。

 

注ぐ上でのポイントは、2つの層にできるかどうかです。

きれいな層を作るために本来は、

バースプーンやブラックアンドタン専用のスプーンを使い黒ビールを注いでいくのですが、

たとえ、ビール同士が混ざったとしても味わい的に問題はありません。

 

 

 

【用意するもの】

  • ビール(ペールエール・ピルスナータイプ)
  • 黒ビール(スタウトタイプ)
  • ピルスナーグラス(または12オンスタンブラー)
  • バースプーン (無ければ大きめのスプーンで代用可)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

ブラックアンドタンに氷は入れません。

 

 

  1. ビールをピルスナーグラスに半分注ぎます。
  2. その後、バースプーンの背をグラスの内側にあてます。
  3. バースプーンの背からゆっくりと黒ビールを半分注ぎます。
  4. 2つのきれいな層になったら出来上がり。(混ざっても問題ありません)

 

 

※グラスのサイズによって分量は調節して下さい。

※黒ビールを注ぐハーフ&ハーフ専用のスプーンが販売されていますが、

バースプーンが無ければ代用でスプーンを使ってもOK!

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ビールと黒ビールは予めほどよく冷やしておきます。

 

2. なるべくホコリ等の汚れがない大きめのピルスナーグラスを使います。

 

3. 本来は半分ずつの割合ですが好みによって、ビールと黒ビールの分量を調整しましょう。

 

 

 

 

【ブラックアンドタンからのバリエーション】

 

・黒ビールをジンジャーエールに変えると 「シャンディガフ」に!

・黒ビールをトマトジュースに変えると 「レッドアイ」のカクテルに!

・黒ビールをウォッカに変えると「ヨーシュ」という名のカクテルに!

・ビールをシャンパンに変えると 「ブラック・ベルべット」に!

・ビールをトマトジュースに変えると 「ブラックアイ」というビアカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

BARではブラックアンドタンのカクテルのように、

ベルモットというお酒もまた「ハーフ&ハーフ」と呼ぶ飲み方があります。

言ってみれば、シャンディガフやレッドアイも2つの材料を半分で割るため

同じ部類と言えます。

 

 

またブラックアンドタンという名前のノンアルコール版もあります。

こちらのレシピは全く異なりますが、お酒が飲めない方でもおすすめです♪

 

 

 

今回はカクテルのブラックアンドタンをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

photo by: Tony Alter photo by: ukahbob777

2015年11月13日 15:15 カテゴリー: カクテル

2015.11.09

レッドバード -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「レッドバード」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

このレッドバードはウォッカとトマトジュース、そしてビールで作るレシピです。

つまり、ブラッディメアリーのレシピにビールを加えたカクテル。

または、レッドアイのレシピにウォッカを加えたカクテルとも言えます。

 

 

レッドバードのカクテルは、

トマトジュースのテイストにちょっとしたビールのほろ苦さを合わせて作るため、

「トマトジュースを単体で飲むのは苦手だけど、他の材料で割っているから飲める」という

そんな感覚で味わっている方もいる程、さっぱりと飲みやすい味わいです。

 

アルコール度数は8~10度前後となり、ビールカクテルが好きな方にお薦めです。

 

 

 

ウォッカベースのレッドバード (Red Bird)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

トマトジュースは濃厚な味わいのため好き嫌いが分れるドリンクですが、

カクテルとしてビールで割ることで、トマトジュースの濃厚さが薄まり

比較的飲みやすい仕上がりとなります。

 

また、個性の強いビールは味わい的に合わせにくいため、

普通に流通している大手ビールメーカーの

「スーパードライ」「一番搾り」「ザ・プレミアム・モルツ」等といった、

親しみのある飲みやすいビールを使うのがいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

レッドバードのカクテル名の由来とは?

 

レッドバードはそのまま訳すと「赤い鳥」という意味になりますが、

そのカクテルの由来そのものは不明です。

 

レッドバードは前述したレッドアイやブラディーメアリーのように

レシピ内容の近いカクテルのため、

名前の由来というよりはそれらのバリエーションカクテルとして作られたのでしょうか?

 

 

 

レッドバードの作り方について

 

レッドバードの作り方は、材料を入れる順番さえ間違えなければ

至って簡単に作れるレシピとなっていますのでご紹介します。

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • トマトジュース
  • ビール
  • タンブラーグラス  (もしくはピルスナーグラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)
  • メジャーカップ (無くてもOK)

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. タンブラーグラスにウォッカ30ml入れます。
  2. 次にトマトジュースを60ml入れます。
  3. 一度、2つの材料をステアして混ぜます。
  4. その後、ビールを適量注ぎます。
  5. バースプーンをグラスの底から2~3回持ち上げるように混ぜて出来上がり。

 

※アルコールをもう少し感じたい場合は、

ウォッカを45mlで注いだり 、トマトジュースをその分減らて仕上げます。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカ・トマトジュース・ビールは予め冷蔵庫で冷やして使います。

 

2. 生のトマトをカットして潰しトマトジュースと半々に入れると一層楽しめます。

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(お酒が弱い方ならウォッカの量を減らし分量を調整します)

 

 

 

【レッドバードからのバリエーション】

 

・ビールを日本酒に変えて作ると「ゲイシャガール」のカクテルに!

・ビールを西洋わさびに変えて作ると「レッドフランネルズ」のカクテルに!

・ビールをチキンコンソメに変えると「クッキンブル」のカクテルに!

・ビールを除いて作ると「ブラディーメアリー」に!

・ウォッカを除いて作るとレッドアイに!

 

 

 

最後に

 

レッドバードとブラディーメアリーとレッドアイはそれぞれレシピが似ています。
つまり、「ビール」「トマトジュース」「ウォッカ」だけの材料を用意して、

その材料を足したり除いたりすることで3つのカクテルが作れます。

 

1.トマトジュース+ウォッカ =ブラディーメアリー
2.トマトジュース+ビール =レッドアイ
3.トマトジュース+ウォッカ+ビール =レッドバード

 

カクテルを勉強したい方はトライアングルカクテルとして覚えておく事をお薦めします♪

 

 

今回はカクテルのレッドバードをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

photo by:Mark Roy

2015年11月9日 15:15 カテゴリー: カクテル

2015.11.06

レッドアイ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「レッドアイ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

ビールカクテルとしてレッドアイは有名です。

レシピは、トマトジュースとビールを半々の割合で割るだけのカクテルとなり、

その手軽さからご自宅でも簡単に作れます。

 

欧米では単にレッドビアやトマトビアの呼名で親しまれているレッドアイですが、

味わいはビールの苦みをトマトジュースで和らげるので、飲みやすいカクテルとなります。

 

レッドアイのアルコール度数は2度前後と非常に低く、お酒の弱い方にもおすすめです♪

 

 

 

 

ビールベースのレッドアイ (Red eye)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

カクテルのベースとして使用するビールは基本的に下面発酵タイプのビールを使います。

10℃以下の低い温度で発酵を行う「ラガータイプ」と呼ばれるビールです。

 

トマトジュースとビールというシンプルなレシピですが、

BARによってはレッドアイに塩やタバスコなどを加えて仕上げることもあります。

 

 

 

レッドアイは「二日酔いで赤くなった目の様子」を意味して、

つい飲み過ぎてしまった二日酔いの朝に飲む、迎え酒として知られています。

 

二日酔いなのであえてアルコールの入っているカクテルを飲む必要はないと思いますが、

ここではトマトジュースがポイントとなっているようです。

 

二日酔いに効果がある成分としてトマトに含まれる「リコピン」が

アルコール摂取で増えるアセトアルデヒドという有害な成分の働きを抑えるそうです。

 

 

 

 

レッドアイのカクテル名の由来とは?

 

レッドアイの意味はそのまま訳すと「赤い目」ですが、

このレッドアイの名前の由来には2つの説があります。

「二日酔いで目を赤くした人が好んで飲んでいた」という説と、

「生卵を割り入れた際にグラスの底から見える卵黄が、赤い目のように見える」という説です。

 

 

1970年代の後半あたりからレッドアイのようなカクテルは飲み始められ、

日本ではレッドアイといえばビールとトマトジュースが基本レシピですが、

欧米では元々そこに生卵を割り、グラスの中に落として飲まれていました。

 

生卵を入れたレッドアイのカクテルレシピは、

トムクルーズが主演を務めた映画「カクテル」の中で、

「バーテンダーの朝食だ」というセリフのシーンと共に登場します。

 

しかし、実際には生卵を入れると味わい的に支持を受けなかった為、

現在のレッドアイは生卵を入れないレシピが一般的になっています。

 

 

 

 

 

レッドアイの作り方について

 

レッドアイの作り方は特別な道具を必要としないため簡単に作れます。

 

コーヒーの世界では、

ドリップコーヒーにエスプレッソをワンショット入れた飲み方をレッドアイと呼びますが

カクテルであるレッドアイのレシピはビールとトマトジュースを1:1の割合で注ぎます。

 

 

また作り方のポイントを挙げるとすれば、注ぎ方の順番です。

お店によっては比重の重いトマトジュースを最後に注いだり、

または炭酸が抜けないよう炭酸系のビールを最後に注いで作ります。

その点はBARによって考え方が異なります。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ビール
  • トマトジュース
  • ピルスナーグラス(もしくは大きめのタンブラー)
  • バースプーン (スプーンで代用OK)
  • レモン、塩、タバスコ、セロリ(お好みで)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

レッドアイに氷は入れません。

 

 

  1. ビールをピルスナーグラスに半分注ぎます。
  2. グラスを傾け気味にしてトマトジュースをゆっくりと半分注ぎます。
  3. バースプーンで1回転ステアしたら、出来上がり。

 

 

※トマトジュースは、無塩タイプと有塩タイプがあります。

(味わいの好みでどちらを使用しても大丈夫です。)

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. トマトジュースとビールは予め冷やしておきます。

 

2. 氷を一切使わないカクテルの為、グラスも冷やしておきます。

※グラスにホコリ等の汚れがあるとビールの気泡は粗くなる原因となるため注意。

 

3. クラマトジュース(はまぐりのエキス入りトマトジュース)や様々なスパイス類を入れて作ると、個性的なレッドアイがお楽しみ頂けます♪

 

4.  味わいの好みによって、ビールとトマトジュースの分量を調整しましょう。

 

 

 

 

【レッドアイからのバリエーション】

 

・ビールをウォッカに変えて作ると 「ブラッディーメアリー」のカクテルに!

 

・既存レシピにウォッカを加えると 「レッドバード」という名のカクテルに!

※つまりレッドアイのウォッカ割りです。

 

 

 

 

 

最後に

 

二日酔いを緩和させるための迎え酒としてレッドアイは、

「アイ・オープナー」や「コープス・リバイバー」といったカクテルと同様に

リバイバーカクテル(回復させるカクテル)とも呼ばれます。

 

 

そんなレッドアイはお酒自体、カクテルの中でも低アルコールとなりますので

お酒があまり強くない方にも楽しむことができるカクテルです。

またノンアルコールビールで割れば「バージン・レッドアイ」になります。

 

レッドアイのカクテルは使うビールの銘柄によって飲みやすさの味わいに差が出ます。

またトマトジュースも各メーカーによってそれぞれ味わいに個性があるので、

ビールやトマトジュースを自分好みに選んでご自宅で作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回はカクテルのレッドアイをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年11月6日 14:14 カテゴリー: カクテル

2015.09.21

スクリュードライバー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「スクリュードライバー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

このカクテルは、ウォッカをオレンジジュースで割るだけで簡単に作れます。

スタンダードカクテルの定番中の定番ともいうべきカクテルです。

 

カクテルの味わいは、オレンジジュースの口当たりが良くさっぱりとしています。

スクリュードライバーのアルコール度数は12度前後です。

 

 

 

 

ウォッカベースのスクリュードライバー

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

スクリュードライバーの主なレシピは、ウォッカとオレンジジュースの2種類だけです。

 

スクリュードライバーにはベースとなるウォッカをフルーツ系などのリキュールに変えることで他のカクテルを作れるバリエーションも豊富なカクテルです。

つまり、オレンジジュースに合わせられるお酒が多いということです。

 

 

 

 スクリュードライバーのカクテル名の由来とは?

 

スクリュードライバーは、「ねじ回し」という意味です。

ネジを締めるために1度は「ドライバー」という工具を使った方も多いと思いますが、

ドライバーは略さずに呼ぶと正式にはスクリュードライバー(screwdriver)と呼びます。

 

 

スクリュードライバーの由来は、

イランの油田で働くアメリカ人がウォッカとオレンジジュースを

作業工具のねじ回しでかき混ぜて作ったことから名付けられとされています。

 

他にも、作業工具のスクリュードライバーを首からぶら下げて、

このカクテルを飲んでいた様子からカクテル名の由来となった説もあるようです。

 

 

また、イランの油田ではなく、テキサスの油田という説もあるようですが、

まさに灼熱の環境で働く労働者によって生まれたカクテルであることは間違いありません。

 

 

 

 

 スクリュードライバーの作り方について

 

スクリュードライバーの作り方はビルドで簡単に作ることができます。

またスクリュードライバーをシェイクして作れば「ゴールデンスクリュー」になります。

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • オレンジジュース
  • オレンジスライス (1/8カット or スライス)
  • コリンズグラス (もしくはタンブラーグラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)
  • メジャーカップ

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. グラスに氷を入れます。
  2. ウォッカを45ml注ぎます。
  3. 次にオレンジジュースを適量注ぎます。
  4. 軽く混ぜます。
  5. お好みでオレンジスライスを入れて出来上がり。

 

 

 

 

 ※スクリュードライバーのシェイク版

 

「 ゴールデンスクリュー(Golden screw) 」

別名「ゴールデンスパイク」とも言います。

 

■ レシピ ■

ウォッカ45ml

オレンジジュース90ml

シェークして、ロックグラス又はタンブラーに注ぐ。

 

 

 

– 注意 –

ゴールデンスクリューにはジンベースで作る同じ名前のカクテルもあります。

こちらはビルドで作ります。

 

ドライジン45ml

オレンジジュース120ml

アンゴスチュラビター1dash
オールドファッションドグラスに注ぐ。

 

 

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカやオレンジジュースは予め冷やしておくのがポイントです。

 

2. オレンジを絞り生のジュースで作るとより一層おいしくいただけます。

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(アルコール弱めにするならウォッカの量を30mlなどに減らし調整します)

 

 

 

【スクリュードライバーからのバリエーション】

・既存のレシピにガリアーノを加えて作ると「ハーベイ・ウォールバンガー」に!

・ウォッカをクレームドペシェ(リキュール)に変えて作ると「ファジーネーブル」に!

・ウォッカをアマレット(リキュール)に変えると「イタリアン・スクリュードライバー」

・ウォッカをジンに変えて作ると「オレンジブロッサム」というカクテルに!

・ウォッカをシャンパンに変えて作ると「ミモザ」に!

・オレンジジュースをアップルジュースに変えると「ビッグアップル」というカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

スクリュードライバーは上記でも紹介しましたが、

実にバリエーションの豊富なカクテルのひとつです!

お酒で言うと「アマレット」「マリブ」「カンパリ」「カシス」などといったリキュールを筆頭に、ウォッカをリキュールに変えるだけで作れるカクテルの幅も増えていきます。

 

カクテルにはレシピの近い親戚や兄弟のようなカクテルがあります。

素人の方がカクテルを覚えていく方法としてスクリュードライバーのようなカクテルから

バリエーションしていくカクテルを作っていくのも良いのではないでしょうか♪

 

 

 

今回はカクテルのスクリュードライバーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by: frankieleon

2015年9月21日 12:00 カテゴリー: カクテル

2015.08.24

キール -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「キール」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

白ワインを使ったカクテルで代表的なカクテルと言えばキールです。

キールのレシピは、少量のカシスリキュールに白ワインで割って作るカクテルです。

 

味わいとしては、カシスリキュールが少なめに入っているため

辛口の白ワインがほぼ味わいの中心となりさっぱりとした口当たりです。

キールのアルコール度数は、約10~14度くらいです。

 

 

 

 

 

ワインベースのキール (kir)

 

このカクテルは、ワインベースとなっています。

 

食前酒向けカクテルとしてキールは好まれています。

キールに使う白ワインは、主に辛口(ブリュット)のタイプを使用します。

 

キールのカクテルが誕生した意味合いを考えると

フランスのシャンパーニュ地方で造られた白ワインで作るのがふさわしいです。

 

ノンアルコールカクテルで「フォー・キール(Faux Kir)」がありますが、

このキールとは一切関係のないカクテルで、レシピもかけ離れていて

「偽物のキール」という意味があります。

 

 

 

キールのカクテル名の由来とは?

 

このキールのカクテルが生まれたのは1945年です。

 

「キール」というカクテルが命名された由来は、

フランスのディジョン市で市長を務めていた

キャノン・フェリックス・キール氏の名が由来となっています。

 

 

ワインと言えばフランスが名産地として有名ですが、

そのフランスに位置するブルゴーニュ地方の特産で

ぶどう品種の「アリゴテ」で造られた白ワインをPRし普及させるために、

キール市長が地元産の甘口リキュールである「クレームドカシス」と

「アリゴテ」の辛口白ワインを混ぜて作ったカクテルを考案しました。

 

しかし、このエピソードの背景として実際には、

カシスリキュールを白ワインで割ったカクテルは

キール市長が考案されたよりも先に存在しています。

 

ブルゴーニュの食前酒として「ヴァン・ブラン・カシス(Vin Blanc Cassis)」について

フランスの作家である「フランソワ・ラブレー」の作品の中で書かれているそうです。

 

 

 

その後、ディジョン市の公式レセプションには必ず

キール市長はアペリティフ(食前酒)としてこのカクテルを提供していました。

そういうこともありパーティーの席にふさわしいカクテルのひとつです。

 

 

 

キールの作り方について

 

 

キールの作り方はビルドで作ります。

キールのレシピも比較的揃えやすいカシスリキュールと、

白ワインの2種類だけで作ることができます。

 

キールで使う材料を割る配合はカクテル本のレシピによって異なります。

白ワインとカシスが4:1であったり、9:1であったりバラバラです。

 

 

 

【用意するもの】

  • カシスリキュール (代表的な銘柄はルジェのクレームドカシス)
  • 白ワイン(※辛口タイプ)
  • ワイングラス (もしくはフルート型シャンパングラス)
  • バースプーン (無ければスプーンで代用可)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. ワイングラスにカシスリキュール10mlを注ぎます。
  2. 白ワイン120mlをゆっくりとグラスに注ぎます。
  3. バースプーンで軽くステアしたら、出来上がり。

 

 

※カシスリキュールの量を多めにして、キールを甘めに仕上げる作り方もあります。

 

※カシスリキュールの分量はお好みで調整してください。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 氷を一切使わないため白ワインは適切な温度で冷やしておきます。

 

2. カシス リキュールやワイングラスも予め冷やしておくのが良いです。

 

3. 白ワインは開栓したらなるべく早く飲み切りたいですが、

飲みきれない場合は酸化を抑えるために、ストッパーという栓を付けて日持ちさせます。

 

 

 

 

【キールからのバリエーション】

 

・白ワインをシャンパンに変えて作ると 「キールロワイヤル」に!

・白ワインをソーダ(炭酸水)に変えると 「カシスソーダ」に!

・白ワインを赤ワインに変えると 「カーディナル」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

キールのカクテルに使用する白ワインは出来れば、

「アリゴテ」というブドウ品種で造られたブルゴーニュ産を使うのがベストですが、

ご家庭で作られる際は、辛口タイプの白ワインであれば問題ありません。

 

ただ、アリゴテ以外の白ワインを使っている場合は「キール(Kir)」とは呼びません。

正式には「ブラン・カシスBlanc cassis)」もしくは「ブラン・カスBlanc cass)」と呼びます。

 

 

カシスリキュールも同じく、

数あるカシスリキュールの中から濃厚な味わいでBARでも人気の

「フィリップ・ド・ブルゴーニュ  クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」 という

リキュールを使用してキールを作れるのが本来はベストです。

 

ただこちらも、カシスリキュールであれば他の銘柄でも大丈夫です♪

 

 

 

今回はカクテルのキールをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年8月24日 13:00 カテゴリー: カクテル

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