【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2017.03.22

ネグローニ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「ネグローニ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ネグローニは3種類のお酒だけで作るカクテルです。

相性の良いカンパリとスイートベルモットの組み合わせに、

ドライジンをベースにして作るロングドリンクです。

 

ネグローニの作り方は簡単でロックスタイルに仕上げます。

味わいはジンやベルモットの銘柄によって異なりますが

口当たりは強く、甘過ぎないカクテルを求めている方にはお薦めです。

 

ネグローニのアルコール度数は約26~29度でカクテルの中でやや強めです。

 

 

ジンベースのネグローニ (Negroni)

 

このカクテルは、ジンベースとなっています。

 

ネグローニに使われる3つの材料は全てお酒を使用するため、

アルコール度数はジュースや炭酸飲料で割るカクテルに比べ、

ロングドリンクの中では強めのカクテルになります。

 

ベルモットは主にイタリアかフランスが産地となりますが、

ネグローニが発祥した国を考えると、チンザノやマルティーニといった

イタリアのブランドメーカーを選んで作るのが良いと思います。

 

現在、ネグローニを作るときのレシピはほとんどが

ドライジン、カンパリ、スイートベルモットを同量づつ注ぎ、

グラスの中で直接作るのが通常の作り方となっていますが、
一説だと誕生した当初は、ネグローニをシェークして作っていたとされています。

 

 ネグローニのカクテル名の由来とは?

 

ネグローニは1920年頃に生まれた歴史の長いカクテルですが、

このネグローニのカクテルが誕生した場所は、
イタリアのフィレンツェにある「カフェ・カソーニ」です。

 

「カフェ・カソーニ」はその後、「ジャコーザ(GIACOSA)」と店名が変わり

2001年にはセレブ御用達のファッションブランドとして知られる

ロベルト・カヴァリの傘下になってからは

「カフェ・ジャコーザ・ロベルト・カヴァッリ」として営業をしています。

 

ストロッツィ宮殿の中にある同店は多くのブランドが軒を連ねる

トルナブオーニ通りに面した場所にあります。

 

 

ネグローニのカクテル名の由来は、

「カミーロ・ネグローニ伯爵(はくしゃく)」の名前から付けられています。

 

また、このカクテルに「ネグローニ」と名付けたのは、

「カフェ・カソーニ」のバーテンダーであったフォスコ・スカルセリ氏です。

 

 

■ ネグローニの発祥について ■

ネグローニは伯爵の名前から取ったという意味を知ったところで

次は、誕生した背景についてお話します。

 

当時「カフェ・カソーニ」の常連客であったカミーロ・ネグローニ伯爵は

元々、アメリカーノというカクテルを好んでいました。

しかし、これまで飲んでいたアメリカーノに飽きてしまった伯爵は

カソーニのバーテンダーにアメリカーノよりも強いカクテルとして

ソーダの代わりにジンを入れたレシピで注文したのが始まりです。

 

ただ、そのカクテルは伯爵のために提供されていたものだった為、

バーテンダーのフォスコ・スカルセリ氏は

そのカクテルに名前を付けることを伯爵から許可を頂き、
1962年に「ネグローニ」のレシピをメニューに公表しました。

 

それを機に伯爵が食前酒として飲まれていた専用のオリジナルカクテルが、

やがてネグローニとしてアメリカや日本でも、徐々に広まったとされています。

 

※一説では「アメリカーノのネグローニ伯爵風」と最初は呼ばれ、

いつしか「ネグローニ」と略して呼ばれるようになったとされています。

 

 

 ネグローニの作り方について

 

 

ネグローニで用意するレシピの材料は3つです。

全てお酒類で、ドライジン、カンパリ、スイートベルモットとなります。

作り方に関しては、材料を同じ分量で注いで作るため簡単に作れます。

 

ジンの銘柄にはゴードン、タンカレー、ビフィーター等がありますが、

それぞれジンごとに味わいの主張が異なるため、味わい方が違ってきます。

 

 

【用意するもの】

  • ドライ・ジン
  • カンパリリキュール
  • スイートベルモット(チンザノロッソなど)
  • ロックグラス (※オールドファッションドグラス)
  • バースプーン (マドラーやスプーンで代用可)
  • メジャーカップ(計量カップで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. ロックグラスに氷を入れます。
  2. ドライ・ジンを30ml注ぎます。
  3. カンパリを30ml注ぎます。
  4. スイートベルモットを30ml注ぎます。
  5. 材料をステアします(混ぜる)。
  6. オレンジスライスを入れて出来上がり。

 

※オレンジスライスの代用にオレンジジュースを少量垂らしてもOK

※オレンジピール(オレンジの皮)を絞り、グラスに落とすレシピもあります。

 

※ネグローニ発祥の店舗ではロックグラスに、

オレンジスライスを入れて最後にマドラーを添えます。

また、ネグローニは伯爵の姿が描かれた専用のグラスで提供されています。

 

 

■ ネグローニを作るときのポイント ■

ネグローニの作り方は基本的にビルドと呼ばれる技法で作りますが、

発祥地でもあるフィレンツェの店舗で当初作っていたように
材料を「シェイク」して仕上げる作り方もあります。

 

もしショートカクテルにアレンジして仕上げる場合、

各材料を同じ量で注ぎますが、カクテルグラスのサイズによっては

30mlから20mlの分量に変更して作ります。

 

また3つのお酒の持ち味を生かすならミキシンググラスで作ることで、

まろやかさに仕上げるシェイクとは違い、素材の強さをそのまま残すことができます。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 使用する材料は予め冷やしておくと良いでしょう。

2. よりビターな味で楽しみたい場合はアンゴスチュラビターズを2滴ほど垂らします。

3. 辛口で楽しむ場合はジン30ml、カンパリ・ベルモットを各15mlの分量で♪

 

 

「ネグローニ伯爵のレシピで楽しむ」

ネグローニが考案された発祥地のお店で、

当初、ネグローニ伯爵が飲んでいたレシピです。

 

・ドライジン 30ml

・カンパリ  30ml

・スイートベルモット(マルティーニロッソ) 30ml

・炭酸水(サンぺレグリノ) 15ml

ロックグラスにオレンジスライスを入れて、レモンの皮をツイスト(絞る)。

 

カンパリの特徴的なほろ苦い味わいが気になる場合は、

少量のソーダを足したこちらのレシピが良いかと思います。

 

 

 

【ネグローニからのバリエーション】

下記は、ネグローニのレシピから一部の材料を変えると他のカクテルになります。

 

■ スイートベルモットはそのままで

<ドライジン&カンパリを変更する>

・スコッチウィスキーとアンゴスチュラビターズに変えると「ロブロイ」

 

■ カンパリはそのままで

<ドライジン&スイートベルモットを変更する>

・ライウィスキーとドライベルモットに変えると「オールドパル」

 

 

■ ドライジンとスイートベルモットはそのままで

<カンパリを変更する>

・ドライベルモットとオレンジジュースを追加し、

オレンジキュラソーに変えると「タンゴ」

 

■ ドライジンとカンパリはそのままで

<スイートベルモットを変更する>

・ドライベルモットに変えると「ドライ・ネグローニ」

※正式なカクテル名は「カーディナル(Cardinale)」

 

 

 

最後に

 

「カフェ・ジャコーザ・ロベルト・カヴァッリ」は

ネグローニの発祥地として有名なフィレンツェのお店ですが、

もう1つ「アメリカーノ」のカクテルを生んだことでも知られています。

 

アメリカーノはネグローニのレシピで使用するドライジンをソーダに代えたものです。

お酒の度数が強めのネグローニを、もっと飲みやすくアレンジしたのがアメリカーノです。

このカクテルの記事については「アメリカーノ -カクテルレシピのノウハウ-」をご覧ください。

 

今回はカクテルのネグローニをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2017年3月22日 16:10 カテゴリー: カクテル

2017.03.06

アメリカーノ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「アメリカーノ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

アペリティフカクテル(食前酒)としてお薦めのアメリカーノは

イタリアを代表するカンパリリキュールとベルモットをソーダで割ったカクテルです。

 

ロングタイプのカクテルで作り方は至って簡単です。

カンパリの苦味とスイートベルモットの甘さでバランスを取り、

最後にソーダで割ることでさっぱり感を演出するアメリカーノは

程よい苦さにさっぱりとした味わいの炭酸系カクテルとなります。

 

アメリカーノのアルコール度数は8~9度でカクテルの中では低めです。

 

 

ワインベースのアメリカーノ (Americano)

 

このカクテルは、ワインベースとなっています。

 

アメリカーノはカンパリを使うカクテルです。

カンパリは苦味のあるお酒ですが、ビールの苦さとはまた違う味わいの苦味が特徴です。

スプモーニやネグローニといったカクテルにも使われBARでは欠かせないリキュールとなっています。

 

主にアメリカーノは食前酒向きとして紹介されますが、

ただ食前酒に限らず、ピザやパスタなどイタリアン料理と一緒に楽しんでも、

BARでお酒だけを楽しんでも、場面を選ばず楽しめるカクテルです。

 

ちなみにアメリカーノと名付けられた飲み物にはコーヒーにもあります。

アメリカーノはエスプレッソをお湯で薄めて割るスタイルのコーヒーです。

 

By: Christine Rondeau

 

■ アメリカーノの正式なレシピ ■

 

カクテルのアメリカーノに使用するレシピの材料は、

カンパリリキュール、スイートベルモット、ソーダの3種類です。

ただ、アメリカーノのカクテルには2つのレシピが存在します。

 

その2つのレシピによる違いは、

カンパリリキュールを使うか、またはビターベルモットを使うかの違いです。

 

2つのレシピが存在している内の1つは

ビターベルモットの代わりにカンパリが代用されたレシピであり

アメリカーノの正式なレシピは、ビターベルモットを使用するレシピとされています。

ただ現在では、アメリカーノにカンパリを使うレシピが広く認知されいるのが現状です。

 

【アメリカーノのレシピ】

・カンパリ or ビターベルモット(※正式)

・スイートベルモット

・ソーダ(炭酸水)

 

アメリカーノはリキュールベースとして紹介されることもありますが、

正式なレシピがビターベルモットとスイートベルモットを使うならば

両方とも果汁や香草などを加えたワインの一種であることから

ワインベースのカテゴリーに分類されるのも納得できます。

 

 

 

■ カクテル「アメリカーノ」の歴史 ■

 

アメリカーノのカクテルが生まれた国はイタリアです。

 

第二次大戦後に人気となったカクテルのようですが

日本のカクテルブックによれば古くは大正時代まで遡り

1920年代の頃には既にアメリカーノは日本で知られていたということなります。
今では無数のカクテルが存在する中で長い歴史を持ったカクテルと言えます。

 

このカクテルは1860年頃にイタリアのトリノでバーテンダーをやっていた

「カンパリ」の創始者として知られるガスパーレ・カンパーリ氏が経営する

「カフェカンパリ」でオープン当初から提供していたものです。

 

ただ元々知られていたカクテル名は「ミラノトリノ」で、

ミラノトリノはイタリアで誕生したミラノ産の「カンパリ」と、

トリノ産のベルモットを組み合わせたカクテルです。

アメリカーノはこの組み合わせにソーダを足したレシピになります。

 

ミラノトリノのレシピはカンパリとビターベルモットですが、

通常のスイートベルモットよりも苦味の効いた「カルパノ プント・イ・メス」を使っていました。

 

カルパノはアントニオ・ベネデット・カルパノという

ハーブの専門家として知られる人物によって考案されました。

1786年にイタリアのトリノで世界初となるベルモットが生まれ、

イタリア最古のベルモットとして称されるのがカルパノ社です。

 

 

アメリカーノのカクテル名の由来とは?

 

イタリア語でアメリカーノ(americano)は「アメリカ人」という意味です。

 

ただアメリカーノは男性のことで、女性の場合はアメリカーナ(americana)と呼びます。

ちなみに「アメリカーナ」というカクテルも存在し、こちらはバーボンウィスキーとシャンパンを組み合わせたレシピのカクテルです。

 

アメリカーノのカクテルに使われる材料はカンパリやベルモットですが、

いずれも代表的なイタリア産のお酒にも関わらず

なぜ「アメリカーノ」と名付けられたのでしょうか・・・

 

 

アメリカーノという名前の由来には諸説あります。

ただはっきりと「これが有力な説である」という確信の持てる説はありませんが、

その名前の由来となった一部の説をご紹介します。

 

 

「ボクサーのニックネームからの説」

 

こちらはボクサーに関係した由来の説です。

1933年に世界ヘビー級王座を獲得したイタリア人ボクサー

「プリモ・カルネラ」のニックネームから名付けられたとされています。

 

ただこのボクサーのニックネームは「動くアルプス」

アメリカーノと何の結びつきがあるのかは不明です。

 

 

 

「アメリカ人ジャーナリストからの説」

 

イタリアの将校・士官クラブでイタリア兵によって作られていたカクテルがありました。

そのカクテルの味わいは苦味を特徴としたカクテルで、

それを気に入って飲んでいたアメリカ人のジャーナリストが「アメリカーノ」と名付けたとされています。

 

そのアメリカ人ジャーナリストが名付けた理由として

カンパリの苦い味わいをフランス語で連想したのか定かではありませんが

フランス語で苦いを意味する「アメール」と

イタリア語でアメリカ人を意味する「アメリカーノ」を掛けて

カクテル名をネーミングしたと伝えられています。

 

ただこのジャーナリストの名前が不明であることから

信憑性に欠けてしまう点ですが、一説として伝えられています。

 

 

アメリカーノの作り方について

アメリカーノはグラスの中で直接材料を入れて作ります。
カンパリとスイートベルモットを同量注いで、ソーダで割る作り方です。

 

アメリカーノに使うスイートベルモットの銘柄には、

チンザノロッソやマルティーニロッソなどの種類があります。

 

 

【用意するもの】

  • カンパリ
  • スイートベルモット (銘柄はチンザノなど)
  • ソーダ(炭酸水)
  • レモンピール(レモンの皮)
  • タンブラーグラス (またはオールドファッションドグラス)
  • バースプーン (スプーンで代用可)
  • メジャーカップ(計量カップで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. タンブラーグラスに氷を入れます。
  2. カンパリを30ml注ぎます。
  3. スイートベルモットを30ml注ぎます。
  4. 2つの材料を軽く混ぜます。
  5. 最後にゆっくりとソーダを注ぎます。
  6. バースプーンで軽く1~2回混ぜます。
  7. レモンピールをツイストして香り付けします。
  8. 出来上がり。

 

※レモンピール(レモンの果皮)のツイストとは、

レモンの皮を指先でひねったり、絞ることです。

 

 

 

■ アメリカーノを作るときのポイント ■

 

カンパリの苦みが気になる場合はソーダの量を気持ち多めにするか、

カンパリとスイートベルモットの割合を1:2の比率にしてバランスを取ります。

つまり、カンパリ20mlでスイートベルモット40mlの分量です。

 

また海外のレシピでよく見掛ますが、

レモンピールを絞るだけでなくオレンジスライスをグラスに入れる事があります。

オレンジの甘味を加えることで気持ち苦味が和らぎます。

 

アメリカーノに使用されるグラスについてはBARでも分かれます。

タンブラーグラス、もしくはオールドファッションドグラスで主に提供されます。

どちらを使用するかは自由ですが、グラスの容量に多少違いがあるため、

ソーダの分量によっては味わいの感じ方が違ってくるかもしれません。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. スイートベルモットやソーダは予め冷やしておくと良いでしょう。

2. レモンピールでの香り付けではなくオレンジスライスをグラスに入れてもOK

 

 

【アメリカーノからのバリエーション】

下記はアメリカーノのレシピから一部の材料を変えると他のカクテルになります。

 

■ カンパリはそのままで

<スイートベルモット&ソーダを変更する>

 

・ドライベルモットとライウィスキーに変えると「オールドパル」

・グレープフルーツジュースとトニックウォーターに変えるとスプモーニ

 

■ スイートベルモットはそのままで

<カンパリとソーダだけを変更する>

 

・ソーダを除き、ラムに変えるとリトルプリンセス

・スコッチウィスキーとアンゴスチュラビターズに変えると「ロブロイ」

・ライウィスキーとアンゴスチュラビターズに変えると「マンハッタン」

 

■ スイートベルモットとソーダはそのままで

<カンパリだけを変更する>

 

・ドライベルモットに変えると「アディントン」

 

■ カンパリとスイートベルモットはそのままで

<ソーダだけを変更する>

 

・ドライジンに変えるとネグローニ

 

 

最後に

アメリカーノは映画や小説にも登場するカクテルです。

スパイを題材とした作品は数多くありますが、

その中でも、主人公のジェームズボンドで有名な

「007(ダブル・オー・セブン)」シリーズにアメリカーノは登場します。

 

映画史に残るこの作品には他にも有名なカクテルが登場していますので

興味があればご覧になってみて下さいね♪

 

今回はカクテルのアメリカーノをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2017年3月6日 15:15 カテゴリー: カクテル

2017.02.17

ローザロッサ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「ローザロッサ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

カクテルには数えきれない程の種類が存在します。

BARや飲食店でメニューに載るほど知られているカクテルがある中で

今回のローザロッサは、あまりメジャーなカクテルではありません。

 

ローザロッサのカクテルは赤ワイン、ジンジャーエール、アマレットを使ったレシピです。

味わいは、どのようなタイプの赤ワインやジンジャエールを使用するかによって

ローザロッサの味わいに若干違いが出てくるかもしれません。

 

ローザロッサのアルコール度数は10~12度前後とカクテルの中ではやや弱めな方です。

ただ度数についてはアマレットや赤ワインの分量によって多少違ってきます。

 

 

赤ワインベースのローザ・ロッサ (Rosa Rossa)

 

このカクテルは、赤ワインベースとなっています。

 

ローザロッサのレシピを見て気付いた方がいるかもしれませんが、

赤ワインとジンジャーエールを使ったカクテルといえば「キティ」です。

そのキティというカクテルにアマレットリキュールを加えたものがローザロッサです。

 

ローザロッサのカクテルに使われている「ディサローノ・アマレット」は、

イタリアで誕生して今もなお絶大な人気を誇るリキュールです。

そのアマレットリキュールは、杏(アンズ)の核が主に原料となっていて

アーモンドやバニラのような風味を持っているのが特徴です。

 

 

 

 ローザロッサのカクテル名の由来とは?

 

カクテル名の由来ではないのですが、

このカクテルはよくイタリア語で「赤い坂」という意味である・・・と紹介されています。

 

しかし・・・

 

ローザロッサはイタリア語で「Rosa Rossa」と綴ります。

Rosa(ローザ)は「薔薇」という意味で、

Rossa(ロッサ)は「赤」という意味を持ちます。

つまりローザロッサはイタリア語で「赤い薔薇(バラ)」という意味になります。

 

従って「赤い坂」という意味ではなく、

正しくは「赤い薔薇」というのがローザロッサの意味ではないでしょうか。

 

 

 

 

 ローザロッサの作り方について

 

ローザロッサの作り方自体はグラスで直接つくるため簡単です。

レシピに必要な材料は赤ワイン、アマレット、ジンジャーエールの3種類のみです。

 

赤ワインは特にどの国のものを使うとは決まってはいません。

アマレットリキュールのようにイタリアで誕生しているという理由で

赤ワインもイタリア産のもので合わせても良いと思います。

 

 

【用意するもの】

  • 赤ワイン
  • ディサローノ・アマレット (リキュール)
  • ジンジャエール (代表銘柄はウィルキンソン)
  • ワイングラス (タンブラーグラスなど)
  • メジャーカップ (計量カップで代用可)
  • バースプーン (マドラーなどで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. グラスに氷を入れます。
  2. アマレットを30ml注ぎます。
  3. 赤ワインを60ml注ぎます。
  4. ゆっくりグラスにジンジャーエールと30ml注ぎます。
  5. ジンジャエールの炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
  6. 出来上がり。

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※お好みでレモンを入れたり、飾ってもOK。

 

 

■ レシピの分量について ■

 

他のレシピによってはジンジャーエールの分量が30mlや60mlなど、それぞれ違う分量のレシピで紹介されたりします。

例えば、ジンジャーエールの分量を30mlで作るとアルコールを感じやすくなるため

どちらのバランスでつくった方がお好みの味わいになるのか1度試してみて下さい。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ジンジャーエールや赤ワインは予め冷やしておくと良いでしょう。

2. 赤ワインやジンジャエールのタイプを変えて作るのも違う味わいで楽しめます。

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(飲みやすくするならジンジャエールの量を増やし分量を調整します)

 

 

 

【ローザロッサからのバリエーション】

・アマレットを除くだけで「キティ」というカクテルに!

・アマレットを除いてジンジャエールをコーラに変えると「カリモーチョ」に!

・アマレットを除いて赤ワインを白ワインに変えると「オペレーター」に!

・アマレットを除いてジンジャーエールをカシスに変えると「カーディナル」に!

・赤ワインを除くだけで「アマレットジンジャー」というカクテルに!

 

 

 

最後に

 

今回のローザロッサで使う3つの材料は相性の良いものどうしです。

カクテルをオリジナルで作ってみたいという方は、

赤ワインとジンジャーエール、アマレットとジンジャーエールといったような

この組み合わせをベースに他の材料を加えてアレンジすることで

オリジナルのカクテルが作れるようになれます。

 

当然、組み合わせるお酒や副材料によっては複雑な味わいになってしまうこともありますが

いろんな材料と組み合わせてみることで、新しい発見もあります。

この組み合わせだけではなく、他のカクテルでも相性のよい組み合わせの材料は

必ず存在しますので、発見してみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのローザロッサをご紹介いたしました。

それでは、また。

photo by: Jo Jakeman: Nacho

 

2017年2月17日 16:00 カテゴリー: カクテル

2017.02.07

ハイランドクーラー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は「ハイランドクーラー (HIGHLAND COOLER)」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ハイランドクーラーは、ある決まったスタイルで作るカクテルで

フィズ系のカクテルやバック系のカクテルレシピに少し似ています。

 

ハイランドクーラーのレシピはスコッチウィスキーをベースに、

レモンジュース、シュガーシロップ、アンゴスチュラビターズの材料を

シェイクして、ジンジャーエールで満たして作るロングカクテルです。

 

ハイランドクーラーのアルコール度数は約13度前後のカクテルです。

 

 

ウィスキーベースのハイランドクーラー

 

このカクテルは、ウィスキーベースとなっています。

 

ハイランドクーラーのベースで使われるウィスキーは

スコットランドの国で造られているスコッチウィスキーを使用します。

 

カクテル名にもなっている「ハイランド」とは
スコッチウィスキーを造っている産地を指しています。

 

ハイランド地方の他にもスコッチウィスキーの産地には

・ローランド地方

・アイラ地方

・スペイサイド地方

・キャンベルタウン地方

・スカイ島やジュラ島などの諸島を含めたアイランズ

 

といった産地がスコッチウィスキーにはあります。

 

 

 

■ カクテルのスタイル「クーラー」とは ■

 

ハイランドクーラーの名に付けられた「クーラー」とは

「冷たくて爽やかなドリンク」という意味合いですが、

カクテルを作る上で、1つのスタイルのことを言います。

 

そのカクテルのスタイルである「クーラー」は、

スピリッツやワインなどのお酒に、柑橘系のジュースを足して炭酸飲料で割ったものです。

 

「○○クーラー」と名前の付くカクテルは他にも、

ワインクーラー、ボストンクーラー、アプリコットクーラーなどがあります。

これらはアルコールを含んだカクテルとなりますが、

アルコールを含んでいないカクテルですと、

サラトガクーラーというノンアルコールのカクテルがあります。

 

 

 ハイランドクーラーのカクテル名の由来とは?

 

ハイランドクーラーのカクテル名はスコッチの産地である

ハイランド地方の名前から付けられているのが由来です。

 

地理で言えば、スコットランドの北部に位置するのがハイランド地方です。

南部にあるローランドに比べて、山々に囲まれた山岳地帯です。

 

このハイランド地方をイメージして作られたとされるハイランドクーラーは、

どこで誕生したカクテルなのかは不明ですが、

クーラーと名の付くカクテルは、冷たくて清涼感を感じる印象を与え、

これは冷涼な気候であるハイランド地方のイメージにぴったりと言えます。

 

 

 ハイランドクーラーの作り方について

 

ハイランドクーラーはロングドリンクのカクテルですが、

作り方としてジンジャーエール以外の材料をシェイクして混ぜるため

「シェーカー」という道具が必要になってきます。

 

また、スコッチウィスキーやレモンジュースの材料は作る上で、

えぐみや苦味が生じやすいので技術も必要となります。

ただカクテル作りに慣れていない方はその点を気にせずに、

まずはハイランドクーラーに挑戦してみてくださいね。

 

 

【用意するもの】

  • スコッチウィスキー
  • レモンジュース (フレッシュでも可)
  • ジンジャーエール
  • シュガーシロップ(ガムシロップ等)
  • アンゴスチュラ・ビターズ
  • コリンズグラス (またはタンブラーグラス)
  • シェーカー
  • バースプーン (スプーン等で代用可)
  • メジャーカップ(計量カップで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をカクテルシェーカーに入れて作ります。(シェークという作り方)

 

  1. シェーカーにスコッチウィスキーを45ml入れます。
  2. レモンジュースを15~20ml入れます。
  3. シュガーシロップを1tsp(※1)入れます。
  4. アンゴスチュラビターズを2dash(※2)入れます。
  5. シェーカーの材料を軽く混ぜ、味のバランスを調整します。
  6. 味のバランスを確認したら、氷を入れシェイクします。
  7. 氷を入れたグラスに、材料を注ぎます。
  8. ジンジャーエールで満たします。
  9. 軽くステアして出来上がり。

 

 

<レシピに表記されている単位について>

 

※1.1tsp(ワン・ティー・スプーン)は約5mlの量です。

tsp(ティー・スプーン)はバースプーンで量ったときの単位。

 

※2.2dash(ツー・ダッシュ)は約2mlの量です。

dash(ダッシュ)はビターズボトルを使ってひと振りしたときの単位。

1dash(ひと振り)で出てくる量は約1mlとなります。

 

 

 

■ ハイランドクーラーに使うウィスキー ■

ハイランド地方の代表的なスコッチウィスキーには、

「グレンモーレンジ」や「ダルモア」などがあります。

 

ハイランドクーラーに使うスコッチウィスキーにこだわりを持つなら

ハイランド地方の代表的なお酒を使いところです。

 

ただ上記で挙げたスコッチウィスキーはシングルモルトと呼ばれるタイプで

それぞれの味わいが個性的でクセを持っているのが特徴です。

そのためシングルモルトはカクテルのベースとして使うには、
非常に難しく、あまり向いてはいません。

 

ハイランドのシングルモルトで無理をして作るよりも、

「バランタイン」や「ジョニーウォーカー」などカクテルのベースに使われる

飲みやすいタイプのブレンデッドウィスキーを使うのが良いです。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ジンジャーエールは予め冷やしておくと良いでしょう。

2. スコッチウィスキーはシェイクするとえぐみが生じやすいので注意。

 

 

【ハイランドクーラーからのバリエーション】

・シュガーシロップとアンゴスチュラビターズを除くと「マミーテイラー

・スコッチをラムに変えて、アンゴスチュラビターズを除くと「ボストンクーラー」

 

 

 

最後に

ハイランドクーラーはカクテルのベースにするスコッチウィスキーを

どの銘柄にするか、ジンジャーエールをどのタイプで味わうかで印象が異なります。

 

BARによって使用する銘柄や、作り方は様々ですが、

ハイランドクーラーは、その名の通り「クーラー」と付くカクテルです。

ウィスキーベースで爽快感を求めたカクテルを飲まれたいときには、

このカクテルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのハイランドクーラーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

 

2017年2月7日 16:00 カテゴリー: カクテル

2017.02.02

マミーテイラー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「マミーテイラー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ウィスキーを使ったカクテルは、普段お酒に飲み慣れていない方にとって

大人向けのカクテルとしてイメージを持たれるかもしれません。

ただマミーテイラーは、そのイメージをいい意味で裏切るカクテルです。

 

マミーテイラーとは、スコッチウィスキーをお酒のベースとして、

ライムジュースとジンジャーエールで作るロングドリンクのカクテルです。

 

味わいは、スコッチウィスキーと相性の良いジンジャーエールに

ライムの酸味で全体の味わいを引き締め、口当たりの良い爽快感のあるカクテルです。

 

マミーテイラーのアルコール度数は約13~15度ほどのカクテルです。

 

 

 

ウィスキーベースのマミーテイラー (MAMIE TAYLOR)

 

このカクテルはウィスキーベースのカクテルです。

 

ウィスキーに挑戦してはみたいけど、いきなり始めるには・・・という方には

まずはジンジャエールで割って慣らしていく飲み方もあります。

その最初の入口としてお薦めできるのがマミーテイラーのカクテルです。

 

マミーテーラーのカクテルに使用するウィスキーは

スコットランドで生産されているスコッチウィスキーを使います。

ただ、スコッチウィスキーといっても3つのタイプに分かれていますので

モルトウィスキー等ではなく「ブレンデッドウィスキー」のタイプで作ります。

 

 

 マミーテイラーのレシピについて

 

マミーテイラーはスコッチウィスキーとジンジャーエール、

そして、ライムジュースのレシピで作るカクテルですが、

ライムジュースではなく、レモンジュースを入れるレシピもあります。

 

マミーテーラーを紹介されているレシピ内容によっては、

レモンジュースの分量が20mlとされているレシピもありますが

この分量ですと、レモンは酸味が強いため少し多いと感じます。

 

ただ、個人の好みによる差があるため難しい点ではありますが、

味のバランスを取るには45mlのスコッチウィスキーに対して

ライムジュースと同様にレモンジュースを15mlほどか、

レモンの酸味によっては10mlほどの分量で作ることで

全体的な味わいのバランスが取れると思います。

 

 

 

■ ジンジャーエールについて ■

 

ジンジャーエールはメーカーによって味わいの辛さに特徴が違います。

例えばウィルキンソンのジンジャーエールには刺激のある辛口タイプと

甘口寄りで飲みやすい普通のタイプのものがあります。

 

辛口タイプは口に含む瞬間、むせてしまうかもしれませんが

生姜の風味が効いているのが特徴です。

甘口タイプは生姜の風味に甘さが加わって飲み易いのが特徴です。

 

また最近では自家製のジンジャーエールで提供するBARもあり、

割るジンジャーエールによってマミーテイラーの味も変わります。

 

 

 マミーテイラーのカクテル名の由来とは?

 

マミーテイラーの名前の由来となったのは、

ニューヨークのブロードウェイでオペラ歌手として活躍されていた

「マミーテイラー(Mamie Taylor)」という女性の名前から付けられた説があります。

 

また、その「マミーテイラー」のカクテルを考案したのは、

当時、ニューヨークで腕を振るっていたバーテンダーの

ビル・スターリット(Bill Sterritt)が1899年に創作したとされ、

ブロードウェイで大活躍していたマミーテイラーに捧げられたとされています。

 

ブロードウェイといえば、オペラ座の怪人やライオンキングなど

名高い有名なミュージカルが公演されていることで知られています。

 

そこのステージを目指し多くのパフォーマーたちの憧れとなっていますが

そういった意味ではマミーテイラーのカクテルは、

世界で活躍を夢見るパフォーマーたちに捧げたいカクテルです。

 

 

 

 

 マミーテイラーの作り方について

作り方はグラスで直接作るため、カクテルの道具は必要なく簡単に作れます。

 

マミーテイラーに使う材料はベースのお酒となるスコッチウィスキーと

ライムジュース、そしてジンジャーエールです。

スコッチウィスキーはベースとして向いているブレンデッドタイプのものを使います

 

 

【用意するもの】

  • スコッチウィスキー(ブレンデッド)
  • フレッシュライムジュース(市販でも可)
  • ジンジャーエール
  • コリンズグラス(またはタンブラーグラス)
  • バースプーン (スプーンで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. コリンズグラスに氷を入れます。
  2. 次にスコッチウィスキーを45ml入れます。
  3. ライムジュースを15ml入れます。
  4. ジンジャーエールを適量注いで満たします。
  5. バースプーンで炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
  6. 出来上がり♪

 

※ジンジャーエールを注ぐ際は、ゆっくりと氷にあてずに注ぎます。

※お好みでカットしたライムを絞り入れてもOK

 

 

 

■ 別名「スコッチバック」のバック とは?■

 

ライムジュースではなくレモンジュースを使うレシピにした場合

マミーテイラーには「スコッチバック」という別名があります。

カクテル名の後ろに「○○バック」と付くカクテルは、

他にも代表的なものとして「ジンバック」や「ラムバック」などがあります。

 

この「バック(BUCK)」とは主にカクテルのスタイルの1つで、

各スピリッツにレモンジュースとジンジャーエールで作るスタイルのレシピです。

 

従って、レモンジュースで作るレシピのときは

マミーテイラーのベースとなるスコッチウィスキーを

他のお酒にベースを変えると以下のカクテルになります。

 

<ベース+レモンジュース+ジンジャーエール>

ジンに変えた場合「ジンバック」になり、

別名を「マミーズ・シスター」と呼びます。

 

ラムに変えた場合「ラムバック」になり、

別名を「スージー・テイラー」と呼びます。

 

バーボンに変えた場合「バーボンバック」になり、

別名を「マミーズ・サザン・シスター」と呼びます。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ジンジャーエールは予め冷やしておきましょう。

2. ジンジャーエールの銘柄を変えて作ると味わいの変化を楽しめます。

3. アルコールの強弱はウィスキーの量を調整し、お好みで♪

 

※アルコールを更に強めにしたい場合

スコッチウィスキーの量を45mlから60mlにして作ると

マミーテーラーのアルコール度数は約17度前後まで上がります。

 

 

【マミーテイラーからのバリエーション】

・スコッチウィスキーをウォッカに変えると「モスコミュール」に!

・スコッチウィスキーをテキーラに変えると「メキシカンミュール」に!

・スコッチウィスキーをテキーラとカシスに変えると「エル・ディアブロ」に!

・ジンジャーエールとライムジュースをドランブイに変えると「ラスティ・ネイル」に!

 

 

 

最後に

上記では、マミーテイラーのバリエーションをご紹介しましたが、

カクテルには、そのレシピに「別の材料」を足すだけで

他のカクテルが作れてしまうものが多くあります。

 

例えば、マミーテイラーには3つの材料が使われますが、

レモンバージョンのレシピで作るとして、

そこにシュガーシロップと、アンゴスチュラビターズを足すことで

「ハイランドクーラー」というカクテルが簡単に作れてしまいます。

 

カクテル作りを覚えたいという方は、

このようにカクテルの種類が作れる幅を増やしてみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのマミーテイラーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

 

2017年2月2日 16:45 カテゴリー: カクテル

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